昨日 一時預かりから里親さんになって頂いた【人生坂路&くりすさん】ご夫妻から、
フキちゃんが息を引き取ったとのご連絡を頂きました。
ブログの様子からもうかなり状態が悪いとは感じていましたので、
気持ちの準備はできていましたが、何かぽっかり心に穴が開いたような気持ちになりました。
初めて屋敷に足を踏み入れた時の、あの感覚は今も鮮明に蘇ります。
あまりの不衛生さに驚きつつ、恐る恐る部屋をあけて猫を確認した時、
暗い部屋の片隅でじっとコチラを見据えていた【フキちゃん】
一番 最初に撮った写真
正直怖さしかありませんでした。
とんでもないことに巻き込まれてしまったという漠然とした恐怖感・・・
たぶん1ヶ月近く私はどの猫にも触れることはできませんでした。
たくさんの人の手を借りて少しづつ解決の糸口が見えてきた頃、
フキちゃんに手を差し伸べてくれたのがお2人でした。
健康面に問題を抱えているフキちゃんを一時預かりしてくれることになり、
面倒を見ていただいていましたが、
里子に出すことは無理だと感じて、そのまま里親さんとして引き受けてくださいました。
一番大変な状態の時に引き受けてくださり、申し訳なさでいっぱいですが
あのままお屋敷にいたら冬は越せなかったと思います。
お屋敷では隔離されていたし、
いつもひとりぽっちで部屋の片隅にいたので他の猫が苦手だとおもっていましたが、
里親さん宅では全く別の表情を見せてくれていたフキちゃん。
ブログで他の飼い猫ちゃんたちと仲良くしている姿をみるのが日課となっていました。
大好きなかずき君と イケメン好きなフキちゃん。
特に【かずきクン】という猫ちゃんがお気に入りで、一緒にいる画像はとっても幸せそうで、
しかもどんどん可愛らしい顔になっていくのが驚きでした。
こんなに可愛くなったんだヨ。
キレイで暖かなお家で、ありえないくらい手厚いケアをしてもらいフキちゃんは幸せだったと思います。
お屋敷では何もしてあげられなくて・・・ゴメンね。
残りの猫達が幸せになれるように見守っていてね
フキちゃんの最後の様子はコチラでご覧下さい
【月と猫のある風景】
http://blog.goo.ne.jp/happy-kris/